2011年 06月 30日
スイス研修生便りNo.2
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もう6月も終わりです。
昨日はスイスはよく晴れ、33度を超えたそうです。今日は雨がぱらつき、最高気温、23度。しばらく涼しい日が続きそうですが、もう夏ですね。
私のお世話になっている農場は、1haのアスパラがあり、5月はとても忙しかったですが、6月4日にアスパラは終了しました。
アスパラの畑には、除草剤がまかれ、アスパラだけ、いまだにスクスクと育ち、光合成をして、栄養を蓄えています。
この畑のアスパラは、7年目だそうです。来年も、アスパラだそうです。
アスパラがおわり、2連休をもらい、スイスに来て最初の3週間(語学学校に行ってたとき)を過ごしたチューリッヒのホストファミリー、グイヤーさんの家に行きました。
グイヤーさんは、もう年金受給者だそうですが、たくさんのサクランボとリンゴを育てています。
私が行ったときは、さくらんぼの最盛期で、一緒に収穫をさせてもらいました。
とても大きなサクランボの木です。下の方しか取らせてもらえなかったですが、取りきれないほどの実がついていました。
収穫したさくらんぼは、家の直売所で売るのですが、あっという間に売切れてしまいます。
また収穫しにいって、箱に入れて、売る。とても忙しそうでした。
そこで、日本のサクラについて、質問されました。
「日本のkircheはなんて言うんだっけ、そう、SAKURA!私も育ててみたけど、全く種がならないから、接木をしなくてはいけない。日本では、どうやって育ててるの?」
そう言ってたと思うのですが、答えがわかりませんでした。
日本の代表的な花であるサクラのこともわからないなんて、恥ずかしいと思いました。
確かに、サクラの木には実がならないイメージがあり、かなり農薬を撒いているので食べられないと思いました。
インターネットで調べてみました。
なんと、ソメイヨシノは、種から育たないのですね。台木は別の品種が必要だし、起源もいまだにわかっていないらしいです。
病気にもなりやすいし、農薬が必要だし、寿命も短いし、とても弱いものなのですね。
実もならないのに、なぜ日本にはあんなに沢山のサクラが植わっているのか、不思議だと思いました。
美しい木だとは思いますが。
グイヤーさんも、実がならないのに植えてることを不思議がっていました。
不思議で終わらせてはいけないと思うので、もっと勉強しなくては。
とは思いながらも、折角スイスにいるので、外を歩き回りたいですね。
先日は、チーズで有名なアッペンツェラーに行きました。
アッペンツェラーは、スイスらしいのどかな町並みですが、とても目立つ現代的な大きな建物があり、美術館でした。
ちょうど、ルドルフ・シュタイナーの展示をしていました。バイオダイナミック農法を提唱した、あの、ルドルフシュタイナーか、と思い、入ってみましたが、よくわからなくて、「自分にはよくわからない無限の世界があるぞ!」と思ったり、窓から外の景色がすごくきれいだなぁ、と思うばかりでした。
もっと勉強しなくては。
と思いながら、この前の土曜の夜は、シャフハウゼンという街のお城から花火が上がるというので、行ってきました。
15分ほどで終わった花火、やはり花火の本場は、日本なのか?と思いましたが、ヨーロッパの町でお城から上がる花火、花火を見ずに食べ飲みしてる人たち、色々な屋台、アイスクリーム屋さんなど、とても面白かったです。
もっと勉強しなくては。
アスパラが終わりましたが、今、牛の飼料の収穫の時期で、そこらじゅうで刈り取り作業をしています。刈り取ったあとのロールが転がっている景色は、いいですね。
スイスの牛は、みんなシェフの作った飼料を食べています。
日本は、輸入が多いですが。
実のないサクラを育てる日本と、サクランボのスイスの違い、もっと感じて勉強したいです。
2011年6月29日スイスプラクティカルコース 岡田麻美
昨日はスイスはよく晴れ、33度を超えたそうです。今日は雨がぱらつき、最高気温、23度。しばらく涼しい日が続きそうですが、もう夏ですね。
私のお世話になっている農場は、1haのアスパラがあり、5月はとても忙しかったですが、6月4日にアスパラは終了しました。
アスパラの畑には、除草剤がまかれ、アスパラだけ、いまだにスクスクと育ち、光合成をして、栄養を蓄えています。
この畑のアスパラは、7年目だそうです。来年も、アスパラだそうです。
アスパラがおわり、2連休をもらい、スイスに来て最初の3週間(語学学校に行ってたとき)を過ごしたチューリッヒのホストファミリー、グイヤーさんの家に行きました。
グイヤーさんは、もう年金受給者だそうですが、たくさんのサクランボとリンゴを育てています。
私が行ったときは、さくらんぼの最盛期で、一緒に収穫をさせてもらいました。
とても大きなサクランボの木です。下の方しか取らせてもらえなかったですが、取りきれないほどの実がついていました。
収穫したさくらんぼは、家の直売所で売るのですが、あっという間に売切れてしまいます。
また収穫しにいって、箱に入れて、売る。とても忙しそうでした。
そこで、日本のサクラについて、質問されました。
「日本のkircheはなんて言うんだっけ、そう、SAKURA!私も育ててみたけど、全く種がならないから、接木をしなくてはいけない。日本では、どうやって育ててるの?」
そう言ってたと思うのですが、答えがわかりませんでした。
日本の代表的な花であるサクラのこともわからないなんて、恥ずかしいと思いました。
確かに、サクラの木には実がならないイメージがあり、かなり農薬を撒いているので食べられないと思いました。
インターネットで調べてみました。
なんと、ソメイヨシノは、種から育たないのですね。台木は別の品種が必要だし、起源もいまだにわかっていないらしいです。
病気にもなりやすいし、農薬が必要だし、寿命も短いし、とても弱いものなのですね。
実もならないのに、なぜ日本にはあんなに沢山のサクラが植わっているのか、不思議だと思いました。
美しい木だとは思いますが。
グイヤーさんも、実がならないのに植えてることを不思議がっていました。
不思議で終わらせてはいけないと思うので、もっと勉強しなくては。
とは思いながらも、折角スイスにいるので、外を歩き回りたいですね。
先日は、チーズで有名なアッペンツェラーに行きました。
アッペンツェラーは、スイスらしいのどかな町並みですが、とても目立つ現代的な大きな建物があり、美術館でした。
ちょうど、ルドルフ・シュタイナーの展示をしていました。バイオダイナミック農法を提唱した、あの、ルドルフシュタイナーか、と思い、入ってみましたが、よくわからなくて、「自分にはよくわからない無限の世界があるぞ!」と思ったり、窓から外の景色がすごくきれいだなぁ、と思うばかりでした。
もっと勉強しなくては。
と思いながら、この前の土曜の夜は、シャフハウゼンという街のお城から花火が上がるというので、行ってきました。
15分ほどで終わった花火、やはり花火の本場は、日本なのか?と思いましたが、ヨーロッパの町でお城から上がる花火、花火を見ずに食べ飲みしてる人たち、色々な屋台、アイスクリーム屋さんなど、とても面白かったです。
もっと勉強しなくては。
アスパラが終わりましたが、今、牛の飼料の収穫の時期で、そこらじゅうで刈り取り作業をしています。刈り取ったあとのロールが転がっている景色は、いいですね。
スイスの牛は、みんなシェフの作った飼料を食べています。
日本は、輸入が多いですが。
実のないサクラを育てる日本と、サクランボのスイスの違い、もっと感じて勉強したいです。
2011年6月29日スイスプラクティカルコース 岡田麻美
by kokunouken
| 2011-06-30 10:49